エコミ―ティング活動(自然環境配慮)

ナゴヤダルマガエル保護大作戦!

2019年9月 岐阜県の地盤改良の現場から
「工事現場内に絶滅危惧種のナゴヤダルマガエルがいるから、保護したいんだけど」と連絡が…

ナゴヤダルマガエルというと環境省のレッドリストで絶滅危惧ⅠBに指定されている希少種!
そして名前に「ナゴヤ」が入る数少ない生き物。これは何としても保護しなくては!

ということで、すぐに現場に急行しました。
現場の様子はこんな感じ。工事では、この田んぼの一部を地盤改良するようです。


長靴を履き、タモ網を持って調査開始!


田んぼのぬかるみに足を取られながら、探していると…
いた!ナゴヤダルマガエル発見です!
名前から分かるように、名古屋の位置する東海地方から近畿地方に限定的に生息するカエル


よく知られているトノサマガエルに似ていますが、よーく見ると違いが分かります。

~ナゴヤダルマガエル~

四肢が短く、全体的にずんぐりしている。
背中に線はなく、黒い斑紋はたがいに離れている。
腹面には黒い模様があることが多い。

~トノサマガエル~

四肢が長く、スマート
背中に線がはいることが多く、黒い斑紋は模様同士でつながっている。
腹面は模様がなく白い。



その後も、根気よく捕獲を試みましたが、さすがカエル!素早い!
すぐに草の中に隠れてしまいます。これでは効率が悪い…
という訳で、邪魔な雑草を刈ってから本格的に保護することにしました。

元請けの方も含めて、草刈りが終わった場所からカエルを保護していきます。
草刈りは、生き物を傷つけないように逃がしながら施工しました。


素早いカエルに翻弄されながら
AM 9:00から間に休憩をはさみながら16:00までみっちりカエルを保護しましたよ。

その結果…
なんと!?702匹のナゴヤダルマガエルの保護に成功しました!!!
写真は全数のほんの一部で、これでだいたい150匹
予想以上の数に、僕らをはじめ元請けさんもビックリ!(というかドン引き)


一匹一匹“種類”と、“数“を確認してから、安全な場所へ放流しました。



カエルの他にもいろいろな生き物がいましたよ。
絶滅危惧種のカワバタモロコとコオイムシ。


模様がキレイなニシシマドジョウ。


あとは外来種のアメリカザリガニとスクミリンゴガイ(ジャンボタニシ)。
スクミリンゴガイのピンク色の卵もたくさんありました…


希少種と在来種は、カエル同様に保護を行い、外来種はしっかり駆除しました。
外来種はいたものの、この場所は希少種や在来種がたくさんいる自然豊かな環境だということが分かりました。

このような豊かな自然を少しでも守るために、これからもエコミーティング活動を続けてまいります!

最後に、保護調査に協力して頂いた元請け様、ご協力ありがとうございました。