エコミ―ティング活動(社員研修)

『森の墓苑』で社内研修を開催!!

昨年よりスタートし、2回目の社内研修となります。

参加者の皆様には、緑豊かな自然の中で育まれる、多様な樹木や生き物と触れ合い、“自然再生”の大切さを感じて頂きました。

この研修は、10月26日~27日の二日プログラムとなっており、今回は8名の社員が参加しました!!

こちらが、『森の墓苑』です。
※(左)の写真は、昨年11月の様子。(右)の写真は、本年の様子


少しずつですが、植樹された各々の樹木が成長し始めています。

研修初日は、(公財)日本生態系協会の皆様より、施設案内と研修内容について説明して頂きました。


続いて、苑内の自然を観察し、様々な生き物と出会うことができました。
毎年恒例となりますが、(左)の写真はカブトムシの幼虫で、(右)の写真はヤマカガシです!


小さな池を調査してみると、トンボのヤゴや、エビ、カエルの仲間が見られました。


小さな生き物にとっても、大切な場所であることを、改めて実感しました。


このような、自然を守っていくためには、適切な管理が重要となります。
まずは、苑内に植樹する“苗木の計測”を体験しました。


その後、セイタカアワダチソウ(外来種)の駆除を行い、駆除した位置に苗木を植樹しました。
ちゃんと、根付いてくれる事を祈るばかりです!


研修二日目は、裏山に入り、自然の観察と種子採取を行いました。

非常に険しい山道でしたが、ロープを駆使して登りました。
するとそこは、野生生物の棲家となっており、様々なフィールドサインを確認できました。
ポッカリと空いた、アナグマの巣や、(右)の写真はイノシシの足跡になります!!


たくさんの、種子を採取したので、分類しながら観察してみました。
ドングリ(スダジイ、アラカシ、コナラ)、ムラサキシキブ、ヒサカキ、ヤマツツジ、カマツカなどが見つかりました。


番外編ですが、(左)の写真は、コバノガマズミの種です。
果物の味がするよ!!
と、教えて頂いたので、試したところ・・・、甘いリンゴ味でした!!


ドキドキしましたが、刺激的な勉強ができました!!

ここからは、『森の墓苑』を離れ、地域の自然環境を見学しに行きました。

まずは、『生態系水田』です。この周辺は、ゲンジボタルの自生地となっております。
当初の計画では、(左)黄線部にコンクリート製の直線水路が計画されていたそうですが、
当初計画通りに工事をしてしまうと、急勾配になったり、ゲンジボタルの幼虫が、陸に登れない等の問題が挙げられ、生息環境が失われてしまいます。
そこで、計画の変更を提案し、(右)赤線部の山側に沿って素掘りの水路が整備されました。
こちらの方が、緩やかな勾配となり、幼虫も陸に登ることができますね!


これからも“生き物目線”で、インフラ整備される事例を増やして行きたいものです!!

続いて、『熊野の清水(ゆやのしみず)』です。
日本名水百選にも指定されている地です。


ここは、湯治場だったそうで、当時は「湯谷」と呼ばれた事から、名水名の由来にもなっています。
このような里山では、『森の墓苑』の樹種と異なり、“杉林”が多く見られることから、自然と人間が共存してきた形跡を感じ取ることができます。


以上で、今回の研修は終了となります。
自然の恵みを肌で感じ、豊かな森を再生するために必要なことを学ぶ事ができました。
この研修を活かし、自然に配慮した工事を進めて行けるよう、頑張っていきたいと思います。


最後になりますが、お世話になりました(公財)日本生態系協会の皆様、
本当にありがとうございました。